
- POINT 1
- 斎場・火葬炉一体型で移動の負担なし
- POINT 2
- 近代的でラグジュアリーな斎場
- POINT 3
- 事前・事後相談も充実

- POINT 1
- 年間約8,000件の葬儀をサポート
- POINT 2
- 霊安室が何日でも無料
- POINT 3
- 直営ホールには浴室付き仮眠施設を用意

- POINT 1
- 90年以上の歴史ある葬儀社
- POINT 2
- 年間1万件以上の葬儀をサポート
- POINT 3
- プライバシーマーク認証を継続的に取得
こだわり条件で検索
【エリア別】東京の葬儀社
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品川区でおすすめの葬儀社3選
身内に不幸が起きた場合、遺族は不安や悲しみの中でもスムーズに葬儀社を探 ....
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杉並区でおすすめの葬儀社3選
葬儀は、亡くなった人を見送る大切な儀式です。大切な家族との別れは、悔い ....
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新宿区でおすすめの葬儀社3選
葬儀社には、全国展開の大手の葬儀社から地域密着型の葬儀社まで、さまざま ....
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渋谷区でおすすめの葬儀社3選
大切な人との別れの時、心の準備と同じく葬儀の準備も重要です。渋谷区では ....
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荒川区でおすすめの葬儀社3選
親しい人が亡くなってしまったときは、誰しもよりよい葬儀をとりおこないた ....
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葛飾区でおすすめの葬儀社3選
大切な人を見送るとき、信頼できる葬儀社の存在があれば心強いです。しかし ....
葬儀社の選び方
大切な人を見送る葬儀をサポートしてくれる葬儀社選びは慎重に行いたいものです。とくに東京の葬儀社は数多くあるため、どの葬儀社を選ぶべきか迷う方も多いでしょう。そんな方のために、ここでは葬儀社選びで注目したいポイントをご紹介します。
葬儀費用が明確か
葬儀において費用面の不安を抱える方は少なくありません。頻繁に行うものでないからこそ、相場がわからなかったり、料金の見当がつかなかったりするため、万が一不要なオプションなどが含まれていても気付けないことも珍しくないのです。
そのため、信頼できる葬儀社を選ぶためには、わかりやすい料金設定や詳細を明確にしてくれるかどうかがポイントです。万が一費用の内訳が不明瞭なまま契約を進めると、後々追加料金が発生するなどトラブルの原因になりかねません。見積もり内容の説明が丁寧で、内容を理解し納得したうえで契約できる体制を整えている葬儀社なら安心して依頼することができるはずです。
ただし、費用面だけで葬儀社を決めることは避けた方がよいでしょう。葬儀にはさまざまな知識や気配りが必要であり、費用だけで決めてしまうと葬儀への不満を感じてしまう可能性があるからです。費用の安さだけでなく、内容と価格のバランスを見極めることが、納得のいく葬儀につながります。
希望の葬儀が叶えられるか
葬儀の形式は、仏教・神道・キリスト教などの宗教に沿った方法で行われますが、日本においては無宗教の形式で行う方も少なくありません。それぞれの形式に合わせてスムーズな葬儀を行うためにも、あらゆる宗旨・宗派に対応している葬儀社を選ぶのがおすすめです。
また、葬儀には、一般葬や家族葬、一日葬、火葬式など、多種多様な方法があり、近年では形にとらわれない葬儀を選択する方も増えています。そのため、宗旨・宗派への対応はもちろん、形式や内容にも柔軟に対応できる葬儀社を利用すると希望を叶えやすいでしょう。
なかには、無宗教葬に対応していない葬儀社があったり、一般葬に特化していて柔軟な対応が難しいなどの葬儀社もあるでしょう。はじめから希望の内容が決まっているのなら、その内容を得意としている葬儀社を見つけておくことも大切です。
スタッフの対応はよいか
葬儀は人生で何度も経験するものではなく、突然のことであるため、多くの方は進め方などに戸惑ってしまうでしょう。そのため、葬儀を全体的にサポートしてくれるスタッフの対応力は、葬儀社選びにおいて非常に重要なポイントといえます。
要望や事情を丁寧にヒアリングし、ご遺族の送る気持ちや想いを反映した、過不足のないプランを提案してくれるようなスタッフがいる葬儀社なら安心して任せることができるでしょう。とくに費用の部分では不安を感じる方が多いはずなので、予算と希望のバランスを取りつつも、故人にふさわしい形式や方法を一緒に考えて内容をしっかりと説明してくれるような体制が整っていると不安を感じにくいです。
また、葬儀はご遺族の送る側の気持ちも大切ですが、生前の故人の思いや人柄などを反映させることも大切です。そのため、故人のためだけのオーダーメイドな葬儀を提案してくれるかどうかで満足度が大きく変わります。事前に相談をしておき、スタッフの対応を見ながら、さまざまな想いに寄り添った提案や対応を行ってくれる葬儀社を選びましょう。
葬儀場の設備やアクセスはよいか
葬儀を行う式場の設備は、参列者や遺族にとって大切なポイントといえるでしょう。とくにご高齢の方が多く参列する葬儀の場合は、バリアフリー対応をしているかどうか、小さなお子様がいる場合は親族用の控室があるかどうかなども必ず確認しておきましょう。
また、故人を見送るのにふさわしい会場であるかどうかも、重視するべきといえるでしょう。会場の雰囲気や明るさなどにも注目して、落ち着いた気持ちで過ごせるような葬儀場を利用できる葬儀社を選んでください。それに加えて、料理や返礼品といった付帯サービスの品質が高い葬儀場であれば、満足度の高い葬儀を行うことができるはずです。
さらに、葬儀場はアクセス性も重要なポイントです。たとえば火葬場と葬儀場が一体となった斎場であれば、移動の手間やバス手配の負担を軽減できるのでおすすめです。とくに東京都内のように交通事情に左右されやすい地域では、駅から徒歩圏内にあるか、駐車場が完備されているかなども含め、実際に見学や相談をして設備の充実度を確認するのがおすすめです。
アフターサポートは充実しているか
葬儀が終わったあとにも、さまざまな対応に追われてしまいがちです。たとえば位牌や仏壇の準備、香典返し、お墓や納骨の手配、相続や保険などの手続きまで、あらゆる対応や手続きが待っていますが、それに戸惑ってしまう方も少なくありません。
こうした事後の対応に関しても一貫してサポートしてくれる葬儀社を選ぶことで、精神的、実務的な負担を大きく軽減することが可能です。また、生前相談から葬儀、そして葬儀後のケアまでをトータルで支援する体制が整っていれば、不測の事態にも落ち着いて対応できます。
信頼できる葬儀社に依頼するためにも、事前相談から行い、どのようなアフターサービスがあるかを確認しておきましょう。そして、自分や家族にとって本当に必要なサポートが受けられるかを見極めることが大切です。
予算や内容など希望や想いに寄り添った対応や提案をしてくれる葬儀社を選ぼう
対応している葬儀の種類やサポートについても確認しておくことが大切
【東京】おすすめの葬儀社5選
グランセレモ東京
おすすめポイント
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斎場・火葬炉一体型で移動の負担なし
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近代的でラグジュアリーな斎場
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事前・事後相談も充実
ワンランク上のおもてなし!世界に一つだけのオーダーメードの葬儀が叶う
グランセレモ東京の基本情報
特徴 | 世界に一つだけのオーダーメードのお葬式をお手伝い |
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エリア | 品川区・新宿区・渋谷区・杉並区・荒川区・葛飾区 |
火葬式 | 30~50万円 |
家族葬 | 70~120万円 |
一般葬 | 90~150万円 |
葬儀場と火葬場一体型 | 〇 |
事後相談 | 法事・法要のサポート 喪中はがき手配 リフォーム 位牌・仏壇の手配 お墓・霊園・納骨堂のご紹介 ホームセキュリティ 返礼品の紹介 散骨 有料老人ホームの紹介 相続相談・遺品整理 手元供養 |
葬祭ディレクターの有無 | 〇 |
宗教 | 宗教宗派問わず |
会社情報 | 株式会社グランセレモ東京 本社:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 |
グランセレモ東京の斎場一覧
グランセレモ東京の口コミや評判
打合せ担当の方にご提案していただいた特別賓館という火葬炉は広く静かで最後のお別れがゆっくりできました。司会の方が母の好きだった和菓子を用意して下さったのには感激しました。こちらにお願いして本当に良かったです。引用元:https://soogi.jp/
最初の電話から実際にお迎えに来て下さるまでとても迅速に対応をして下さりとても助かりました。打ち合わせから葬儀当日までこまめに連絡を下さりこんな事聞いていいのかなというような細かな事でも丁寧に説明をして下さいました。葬儀の当日まで常に安心して過ごせました。引用元:https://soogi.jp/
千代田セレモニー
おすすめポイント
-
年間約8,000件の葬儀をサポート
-
霊安室が何日でも無料
-
直営ホールには浴室付き仮眠施設を用意
年間約8,000件をサポート!多様な規模の葬儀に対応できる直営ホールも運営
千代田セレモニーの基本情報
特徴 | 年間約8,000件の葬儀をサポート |
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エリア | 23区、東京都下 |
火葬式 | - |
家族葬 | 33~99万円(税込) |
一般葬 | 99万円(税込)~ |
葬儀場と火葬場一体型 | 記載なし |
事後相談 | 香典返し 法要の手配 位牌・仏壇の手配 喪中ハガキの手配 霊園の案内 |
葬祭ディレクターの有無 | 〇 |
宗教 | 宗教宗派問わず |
会社情報 | 株式会社千代田セレモニー 東京都荒川区西日暮里2-39-4 |
千代田セレモニーの斎場一覧
千代田セレモニーの口コミや評判
故人の好きな花がいっぱいだったり、とても素敵な葬儀になりました。記念撮影や、火葬する際に一緒に入れたいものも考慮してくれたり、湯灌の際に女性の担当者にしてくれたり、事務的ではなくてとても心遣いを感じました。不満は全く無く、他の家族や親族もまたこちらで葬儀をしたいと話していました。家族や親族の話をよく聞いてくれて、良い葬儀ができるように提案してくれるのでとても良かったです。引用元:https://soogi.jp/
1日1組でゆっくりと心置きなく出来た。職員は丁寧な対応。金額は積立金を利用したため、一時金が少額ですんだ。不満に感じることはほとんどなかった。斎場も宿泊場所もきれいで満足出来た。積立を利用すればいざと言う時の出費も少なくすみ、納得のいく葬儀が出来ると思う。引用元:https://soogi.jp/
公益社
おすすめポイント
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90年以上の歴史ある葬儀社
-
年間1万件以上の葬儀をサポート
-
プライバシーマーク認証を継続的に取得
東証プライム上場企業グループの健全性と安心感!90年を超える歴史ある葬儀社
公益社の基本情報
特徴 | 90年を超える歴史ある葬儀社 |
---|---|
エリア | 23区、東京都下 |
火葬式 | 23万9,360円(税込) |
家族葬 | 57万1,560円(税込) |
一般葬 | 81万6,860~128万4,360円(税込) |
葬儀場と火葬場一体型 | 斎場により異なる |
事後相談 | 法事・法要のお手伝い 位牌・仏壇の手配 返礼品紹介 相続相談・遺産整理・遺品整理 喪中はがき 霊園紹介 散骨・地球葬 手元供養 など |
葬祭ディレクターの有無 | 〇 |
宗教 | 宗教宗派問わず |
会社情報 | 株式会社公益社 本社:東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14階 |
公益社の斎場一覧
公益社の口コミや評判
昨年、創業者だった父の会社主催のお別れの会をしていただきました。引用元:https://minhyo.jp/
会社主催のお別れの会なので、主な打ち合わせ等は会社役員が担当していたのですが、当時私もその会社に所属していた上に喪主だったことから度々打ち合わせをさせていただく機会がありました。
父を亡くしたことが受け入れられなかった私への配慮が素晴らしく、いつも言葉を選びながら接してくださり本当に有難かったです。
家族葬でお世話になった葬儀社さんは喪主である私が若年者だったせいか、最初こそ敬語だった打ち合わせも最後の方にはため口になり、葬儀の段取りも悪く終始不信感を抱いていたのですが、公益社さんは最初から最後まで若年者である私に対しても丁寧な姿勢を崩されることがなく、非常に感銘を受けました。ありがとうございました。
昨年、祖父が亡くなり葬儀は本人の希望していた家族葬で行うことになりました。家族葬を扱っている業者を見つけ見積もりを依頼しました。見積もりをしていただく時に私たちの要望を一つ一つ考慮してプランを立ててくれて、心のこもった対応にとても感動しました。葬儀基本費用の他にも諸々ありますが、とても良心的なお値段でした。会員になると会員価格が適用され少しですが費用を抑えることもできました。当日は葬儀でゆっくりと家族だけで祖父とのお別れができたのは、この業者さんのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。引用元:https://minhyo.jp/
セレモア
おすすめポイント
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商業施設内に事前相談窓口を開設
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官公庁・法人契約2,500団体、個人会員29万人
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海外からの搬送にも対応
あらゆる規模の葬儀に対応可能!商業施設内の事前相談窓口で気軽に相談できる
セレモアの基本情報
特徴 | 商業施設内に事前相談窓口を開設 |
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エリア | 23区、東京都下 |
火葬式 | 25万800円(税込)~ |
家族葬 | 43万7,800~ 206万8,000円(税込) |
一般葬 | 43万7,800~ 206万8,000円(税込) |
葬儀場と火葬場一体型 | 記載なし |
事後相談 | 法要のサポート 仏壇・位牌の準備 引出物・返礼品の手配 霊園・墓石・永代供養墓の紹介 遺品整理の相談 各種相談先の紹介 など |
葬祭ディレクターの有無 | 〇 |
宗教 | 宗教宗派問わず |
会社情報 | 株式会社セレモア 本社:東京都立川市柏町1-26-4 |
セレモアの斎場一覧
セレモアの口コミや評判
打ち合わせでは本当に失礼いたしました。後日再度の打ち合わせの申し出もお忙しい中、しっかり対応して頂き感謝しています。ありがとうございました。BGMにジャズをかけてほしいとわがままなお願いも快く受け入れて頂きました。お陰様でお父さんらしいお葬式ができたとみんなで喜んでいます。本当にセレモアさんにして良かったと思っています。引用元:https://soogi.jp/
相談しやすい対応で、分からないこと、困った事に丁寧に対応して頂きました。通夜の際の食事(特に煮物)がとてもおいしかったです。納棺の際に、生前に近い状態に顔の感じを整えてくださいました。亡くなってから数日でミイラのようになってしまっていたので、きれいに送り出せてうれしかったです。介護が大変な母でしたが、心のこもって葬儀ができ、心残りなく優しい気持ちでの葬儀となりました。ありがとうございました。引用元:https://soogi.jp/
東京博善のお葬式
おすすめポイント
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100年以上の歴史ある葬儀社
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葬儀場と火葬場一体型の総合斎場
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快適で気品溢れる贅沢な空間設計
東京23区内約70%の火葬実績!100年以上の歴史ある葬儀社
「東京博善のお葬式」の基本情報
特徴 | 東京23区内約70%の火葬実績を持つ |
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エリア | 荒川区・新宿区・杉並区・渋谷区・品川区・葛飾区 |
火葬式 | 21万8,900円(税込) |
家族葬 | 15万2,900~52万6,900円(税込) |
一般葬 | 69万1,900円(税込) |
葬儀場と火葬場一体型 | 〇 |
事後相談 | 遺骨の部分引き取り供養 遺骨の粉骨サービス 法事法要の会場貸出 急な参列者用返礼品 相続の相談 など |
葬祭ディレクターの有無 | 〇 |
宗教 | 記載なし |
会社情報 | 東京博善株式会社 本社:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 |
「東京博善のお葬式」の斎場一覧
「東京博善のお葬式」の口コミや評判
ご担当は、丁寧で優しく何でも頼み易く有り難かった。更にテキパキと、こちらが知りたい事に直ぐ回答頂き分かり易く、心強かった。一流のサービスが出来る会社と実感しました。引用元:https://soogi.jp/
お顔も綺麗にして頂き、丁寧に見送ることができました。引用元:https://soogi.jp/
作法の説明もわかりやすく、不安にならずに済みましたので大変ありがたかったです。お坊さんの話も良かったです。
葬儀社について
葬儀の種類
葬儀といっても、その形式はさまざまです。昨今では希望や予算などに合わせて自由に選択できるケースも増えており、自分たちに合った葬儀を執り行うことができます。ここでは、葬儀の形式ごとの特徴やメリット・デメリットを含めてご紹介します。
一般葬
一般葬は、親族だけでなく故人と縁のあった友人や同僚、地域の方々まで幅広く参列者を迎える、大規模な葬儀の形式です。参列者は60名~100名前後になるのが一般的で、お通夜から葬儀、告別式、火葬を2日間に分けて行います。
一般葬のメリットは、故人に関わりのあった多くの人に参列してもらうことができ、故人としっかりとお別れができることです。また、古くから行われてきた葬儀の形式でもあるため、日本ならではの習わしに沿ったスタイルで執り行えるという点もメリットといえるでしょう。さらに、参列者からの弔意やお香典が寄せられることで、費用面での補助となる場合もあります。
しかしその反面、参列者対応や受付準備、料理・返礼品など多くの手配が必要で、精神的・肉体的な面はもちろん、金銭的な面でも遺族の負担は比較的大きくなります。とくに高齢のご遺族や少人数の世帯では、準備や運営が難しくなってしまうことがあるため、地域ぐるみで手伝ってもらうなど状況に応じた対応が必要になるでしょう。
家族葬
家族葬は、故人の家族や親しい友人など限られた人のみで執り行う葬儀形式で、昨今では非常に多く選ばれているスタイルのひとつです。通夜、葬儀・告別式と一般葬同様の流れで行いますが、参列者数は一般的に5名~30名程度と少ないため、準備の手間が少なく当日も落ち着いた雰囲気で過ごすことができます。
家族葬の最大のメリットは、形式や慣習に縛られず、遺族の気持ちを反映させた柔軟な葬儀が可能な点です。儀礼的な対応や挨拶の負担が少なく、精神的にも余裕を持って故人との最期の時間を過ごすことができるでしょう。費用面でも、参列者が少ないことで料理や返礼品、葬儀場の規模などを抑えられるため、比較的リーズナブルに行えることが多いです。
ただし、葬儀後に「参列したかった」と感じる人が訪問してくるケースもあり、個別の対応が必要になることがあります。また、社会的なつながりが強かった故人の場合、家族葬にしたことで周囲との関係に支障が出る可能性もあるため、事前に親族や関係者への説明や配慮を忘れないようにしましょう。
一日葬
一日葬は、通夜を行わず、葬儀・告別式と火葬のみを一日で執り行う葬儀形式で、遺族や親しい方などのみ参列して小規模に行われます。喪主や参列者にご高齢の方が多く、体力的な不安があるなどの場合など何らかの理由で葬儀の時間を短くしたい場合に選ばれるスタイルです。
一日葬のメリットは、一日で完結することから、遺族や参列者のスケジュール調整がしやすく、通夜を行う場合に比べて費用も抑えられる点です。また、弔問客の対応や接待の場面が少なく、精神的な面での負担が少ないのも魅力といえるでしょう。仕事や家庭の都合で長時間の参列が難しい方々にも配慮できるため、忙しい方が多いケースにも適しています。
その一方で、通夜がないことで「しっかりと送れなかった」と感じる方や、宗派によっては正式な儀式として認められないケースもあるため、親族間で不満が生まれることもあります。とくに年配の方が多く古くからの習慣を重んじる場合は、事前に十分な説明をしておく必要があるでしょう。
直葬(火葬式)
直葬(火葬式)は、通夜や告別式といった儀式を省略し、火葬のみを行うシンプルな葬儀形式です。参列者を招かずに家族やごく親しい友人のみで行われ、一般葬のようなお別れの儀式を行わずに、火葬前にお別れを告げてすぐに火葬するのが通常の流れです。
直葬の最大のメリットは、手続きや準備が最小限で済むため、遺族の肉体的・精神的・金銭的負担を軽減できることです。会場の手配や進行管理、宗教者への依頼なども不要な場合が多く、時間もトータルで2時間程度と短時間で完了することができます。経済的な事情や、ごく少人数でのお見送りを希望する場合に選ばれている形式でもあります。
ただし、通夜や告別式がないことによって、参列者とのお別れの場がなくなるため、心の整理がつかないと感じてしまうことがあります。また、形式を重視する親族や地域のしきたりによっては、理解を得にくいこともあり、事前に説明するなどの配慮が求められるでしょう。また、菩提寺によっては許可が得られない可能性もあるので注意が必要です。
葬儀の形式ごとの違いを理解しておこう
遺族の負担や地域の習慣などに配慮して適切な葬儀形式を選ぶことが大切
【東京都】火葬場・斎場の「公営」「民営」について
斎場と火葬場の違い
斎場と火葬場は、葬儀を執り行う前に決めておくことが重要です。
葬儀前は限られた時間の中で多くの決定を迫られるため、事前に斎場や火葬場を決めておくことで、当日の混乱や精神的負担を軽減できます。
しかし、決定するのに必要な知識がないと、決定した斎場に不満を持った人が出てきたり、決められたスケジュールや移動方法で困ってしまったりする可能性があります。
結果、悔いが残る葬儀になり、参列者から「こうしたほうがよかった」といわれるかもしれません。
また、費用とのバランスも重要で、現在は遺族が中心となって葬儀を執り行うことが多いため、相談できる相手が限られており、情報集めに苦労されている人もいるはずです。
つまり、ある程度は火葬場と斎場について事前に知っておく必要があります。
火葬場と斎場の大きな違いは目的と設備です。以下の見出しで説明します。
斎場とは
斎場とは、お通夜・葬儀・告別式など、故人を天国に送り出す儀式のために用いられます。
また、場所によっては葬儀用のホール以外にも、亡くなった人の遺体を安置する場所や、お通夜で親族や参列者に接待する会食室、夜通し故人に寄り添う仮眠室などが設置されています。
斎場は、葬儀を執り行う場所と覚えておけば間違いないでしょう。
そのほか、斎場は葬儀式場や葬儀会館とも呼ばれており、意味は同じです。
火葬場とは
火葬場とは、亡くなった人の遺体を火葬する施設です。専用の炉があり、火葬することで遺骨となります。
火葬には、亡くなった人を供養して、魂を天国に送るという意味があり、とても重要な儀式です。
遺族と参列者が最後のお別れになる告別式を執り行った後に火葬が始まります。
火葬後は、遺族が遺骨を骨壺におさめる納骨に進みます。
公営と民営の火葬場・斎場の違い
東京都には、公営と民営の火葬場と斎場が存在しています。
公営と民営は、運営している組織の違いによって区別されます。公営は、都・市・町といった自治体、民営は民間企業による運営です。
公営の場合、運営している自治体に住んでいる人に向けた料金やサービスがあります。民営の場合はアクセスのしやすさが特徴です。
それぞれ斎場の大きさや料金などに特徴があるため、関係者で話し合って決めてください。
公営の場合
公営の斎場や火葬場を利用する場合、葬儀社の制限はありません。
亡くなった人か申し込んだ人が運営している自治体の住人であれば、料金が割安になったり、一部のサービスが無料になったりします。
割安なところは混雑しやすいため、スケジュール確認を念入りに済ませましょう。
もちろん指定された自治体に住んでいなくても利用は可能です。
また、対応できるサービスも施設によって大きく変わります。
火葬のみの対応で葬儀を執り行う場所がないところや、葬儀社が決まっていなくても提携しているところを紹介してくれる自治体などがあるため、事前にチェックして施設ごとの特徴を押さえておくといいでしょう。
斎場が火葬場に併設されている場合は、移動が少なく大きな葬儀に対応できますが、家族葬といった小さな葬儀の場合にはホールが必要以上に広く感じてしまうかもしれません。
基本的に公営の斎場や火葬場は、アクセスしにくいところにあるケースが多く、親族や参列者の不便を考える必要があります。東京都内なのでバスやタクシーを検討するといいでしょう。
民営の場合
東京都には民営の斎場や火葬場があり、公営の施設と比較すると料金は高めです。また、物価高騰の影響を直接受けやすいため、値段が変動します。
東京都にある民営の斎場や火葬場は、都心と住宅地に集中しており、公営より交通の利便性が高いことも利点です。
具体的には、比較的大きな駅から徒歩8~15分で着くところが多く、葬儀に出席する人たちの負担は軽減されるでしょう。
葬儀を執り行うホールと火葬場が併設しているため、1か所で葬儀を済ませられます。遺族や参列者の移動で発生する負担を省けるでしょう。
このように、東京都にある民営の斎場や火葬場は、値段が公営より高くなりますが、葬儀に出席する人たちの負担を減らせる選択といえます。
葬儀を執り行う際は、遺族の要望や条件によって変わるため、これらの情報を総合的に判断して決断してください。
都内は民営火葬場が多い
東京都内は、歴史的な背景により、民間の火葬場が多く存在しています。
火葬することで故人を供養する文化が多くの人に広まったのは明治以降です。日本全国に民間で運営する火葬場が作られることになりました。
全国にある自治体は、民間の火葬場を公営で運用するため統合していきましたが、都心では既存の火葬場を民間企業が1つに統合したのです。
これが、現在都心で民間火葬場を運営する企業の母体となっています。
昔の東京は、ほかの地域から移住してきた人たちによる人口集中が顕著になり、亡くなった人を埋葬する場所の問題解決が急務とされていました。
また、病気の流行といった衛生管理の問題にも直面しており、速やかな火葬が求められたのです。
東京では企業が主導で施設合併のほか、近代化も行っており、人が住んでいる都心への匂いや煙の問題に取り組んできた背景があります。
つまり、民間の火葬場により公営の火葬場の不足問題をクリアしたのが現在の東京都です。
葬儀にかかる費用を抑えるポイント
葬儀や火葬場の費用は公営と民営で大きく異なります。一般的に公営の方が安くなりますが、いくつか条件を満たす必要があり、全員に適用できるとは限りません。
自治体が運営する火葬場の場合、4万~7万5千円が多いようです。場所によって大きなばらつきがあります。
民営の場合は、誰でも同額で利用可能です。民営火葬場の費用は7万5千円以上とされており、中には15万円近くになる場合もあります。
また、民営の火葬場にある火葬炉には等級が設けられており、等級が上がると値段も上がっていきます。
一般的な等級は「最上等」です。その上が特別室と呼ばれています。
さらに上が「特別殯館」とされており、等級は火葬炉が個室か大部屋かで決まるようです。
つまり、「最上等」は一般的な大部屋で、等級が上がるごとに小部屋となります。
大部屋ではほかの人も火葬を執り行っているため、お別れに集中できないと感じる人もいるようです。
民営の火葬場に依頼するときは、等級に関しても考える必要があります。
移動距離を考える
斎場と火葬場が併設されているところを選べば、トータルの葬儀費用を抑えやすくなります。移動距離が短くなれば、バスや霊柩車などの手配が必要なくなるからです。
また、斎場と火葬場が別の場合、各施設で参列者が休憩できる場所を確保する必要がありますが、併設されていればどちらか1つだけで済みます。
スケジュールも移動時間を考えなくていいため、余裕を持てるでしょう。
葬儀の全体図を考える
葬儀全体のプラン見直しも有効です。基本的に規模が大きくなれば費用も大きくなっていきます。
参列者が増えるほど、会場の広さや返礼品の数も必要となり、葬儀時間も長くなるためです。
近年では、葬儀に関する捉え方も多様化されており、お通夜を省略するやり方や家族葬で済ませる人たちもいます。
葬儀のプロに相談し、遺族の要望や条件を満たしたプランを提案してもらうといいでしょう。
公営を選ぶと費用が抑えられる
自治体が運用・管理している会場や施設を利用すれば、費用を抑えることが可能です。基本的に民営よりもリーズナブルな値段で利用できます。
また、葬儀会場と火葬場が別々の場合、両方とも自治体で運営しているものを選べば、施設が併設していなくても、最終的な料金が安くなる場合があります。
公営にするか、民営にするかはとても大きな選択なため、よく話し合って決めてください。
家族・親族の葬儀ではどのような形式を選ぶ?WEBアンケートで調査しました。
ここまで葬儀の種類についてご紹介してきましたが、いざご家族の最期を迎えるにあたって葬儀社との契約を検討したとき、実際にどの葬儀形式を選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで当サイトでは「家族・親族の葬儀でどのような形式を選んだことがあるか(または選ぶ予定か)」について、WEBアンケート調査を実施したので、検討材料の一つとしてぜひ参考にしてみてください。結果は以下の通りです。
第1位は「家族葬」でした。家族葬は近年多くの方から選ばれている葬儀形式であり、一般葬に比べて小規模で行うことができるため、家族だけで落ち着いて故人を見送ることができるのが魅力です。
第2位は僅差で「一般葬」でした。一般葬は最も伝統的な葬儀形式であり、家族以外に関りがあった方の参列も叶うため、故人を見送る大切な機会としても、一般葬を支持する人が多いことが分かります。
第3位は「直葬(火葬式)」でした。直葬(火葬式)は通夜や告別式を省略して火葬のみを行う葬儀形式であり、準備や費用面での負担を最小限に抑えられるのがメリットですが、お別れの場が設けられないことで親族や故人の友人・関係者からの理解を得にくい可能性もあるでしょう。
第4位は「一日葬」でした。一日葬は通夜を省略して告別式と火葬を一日で執り行う葬儀形式であり、一般葬に比べて準備や費用面での負担が少ないのはもちろん、参列者のスケジュール調整がしやすいというメリットもあります。
アンケートの結果は以上です。葬儀は大切なご家族を見送り、親しい間柄の人たちと故人を偲ぶという大切な場でもあります。一度しか執り行うことができないため、後悔することのない葬儀形式を選びましょう。そのためにも、ご家族や故人本人の想いをしっかりと汲み取り、希望する形での葬儀を叶えてくれる葬儀社を選んでください。
【PR】大切なご家族にふさわしいオーダーメイドのお葬式を実現

葬儀は時代の変化とともにその形式や考え方も大きく変わってきており、簡素な火葬式や通夜を省略した一日葬の需要が増加しています。経済的な理由やライフスタイルの変化によって「必要最低限でよい」と考える方が増える一方で、儀式としての意味や心の整理を大切にしたいと考えるご遺族も少なくありません。
また、葬儀は慣れていない方が多く、いまだに一部の葬儀社では料金体系が不明瞭なまま契約が進められるケースも多いのが現状です。とくに急を要する状況では、事前に十分な比較検討ができないこともあり、利用する方の不安や負担が大きくなってしまうなどの課題もあります。
東京都内の葬儀の費用相場
葬儀の費用は規模や形式のほかに、地域によっても大きく差が生まれることがあります。ここでは東京都内で葬儀を行う場合の費用の内訳や費用相場のほか、費用を抑えるポイントや利用できる補助金・助成金などについてもご紹介します。
葬儀にかかる費用の内訳
葬儀にかかる費用は、大きく分けて「葬儀一式費用」「飲食接待費」「宗教者への費用」の3つに分類されます。それぞれの内訳を理解しておくことで、見積もりの内容が適正かどうかを判断しやすくなります。
「葬儀一式費用」は、祭壇や棺、遺影写真、搬送車両、安置施設、会場使用料、火葬料金などが含まれる基本的な費用です。これに加えて、返礼品や会葬礼状、司会進行、設営スタッフなども含まれることがあります。業者によって含まれる範囲は異なるため、見積書でしっかり確認しましょう。
「飲食接待費」は、通夜ぶるまいや精進落としなどで提供する料理の費用に加え、飲料代や会場内のスタッフの人件費なども該当します。参列者の人数によって変動しやすく、予想より高くなるケースもあるため注意が必要です。
「宗教者への費用」は、戒名料・読経料などのお布施や、お車代、御膳料などにかかる費用で、宗派や寺院の規模によっても大きく異なります。目安としては数万円から数十万円程度とされていますが、地域によっても変わるため事前に葬儀社や菩提寺に確認しておきましょう。
以上のように、葬儀費用はさまざまな要素で構成されているので、それぞれの項目を正しく把握することが大切です。見積もり時には、何が含まれているのかを確認し、納得のいく葬儀になるようにしましょう。
葬儀の種類別の費用相場
東京都内での葬儀費用は、選択する葬儀の形式によって大きく異なります。ここでは、一般的な相場を形式別にご紹介します。ただし、これらはあくまで目安であり、葬儀社や式場、参列者数、オプションの有無などによって変動します。
一般葬
一般葬は通夜・告別式・火葬を2日間にわたって執り行い、参列者も多い傾向があるため紹介する中ではもっとも高額になる傾向があります。東京都内では参列者が50名前後の場合に、平均して100万円~200万円前後が相場とされています。東京は全国に比べて祭壇や斎場にかかる費用が高いですが、お布施代は全国平均よりも低めです。
家族葬
家族葬は一般葬と同様に通夜・告別式を行うものの、参列者数が少ないため費用も抑えられます。東京都内での相場は60万円~90万円程度が目安です。一般葬よりも香典の収入が見込めないため、内容によっては負担が大きくなってしまうことがあります。東京では一般葬よりも家族葬が選択されやすい傾向にあるでしょう。
一日葬
通夜を省き、告別式と火葬を一日で終える形式であるため、式の時間が短く、準備・人件費・接待費などが軽減されます。そのため、東京都内では50万円~100万円程度が相場とされています。お通夜を行わないため飲食接待費用が抑えられ、一般葬や家族葬ほど高額になりにくいのです。
直葬(火葬式)
通夜・告別式を行わず、火葬のみで故人を見送る葬儀で、相場は20万円~50万円程度となっています。非常に費用を抑えられるため、経済的理由や宗教儀式を望まないケースで選ばれています。また告別式はありませんが、別途料金を支払い読経をお願いすることも可能です。
以上のように、葬儀の種類によって費用面が大きく変わるため、事前に家族としっかり話し合い、自身の希望や予算に合った形式を選ぶことが重要です。ただし、値段だけを見て選ぶのではなく、適切な対応をしてくれ、納得できる葬儀を行える葬儀社に依頼することも忘れないようにしましょう。
葬儀費用を抑えるためのポイント
葬儀にはさまざまな費用がかかるため、可能な範囲で負担を軽減したいと考える方もいるでしょう。そのような場合に知っておきたい、葬儀費用を抑えるために意識したいポイントをいくつかご紹介します。
まず大切なのは事前相談をしておくことです。突然の事態では冷静な判断が難しく、業者に任せきりになることで不要なオプションが加算される可能性もあるので注意しましょう。事前に複数の葬儀社から見積もりを提示してもらい比較しておくと、相場感が掴めるだけでなく、自分に合ったプランを選ぶことができます。
次に、葬儀の形式を見直すことが挙げられます。たとえば、一般葬から家族葬、一日葬への変更で接待費や人件費を大幅に抑えられる場合があるでしょう。また、通夜の省略や会場の規模の調整、返礼品の内容を調整することでも費用を抑えられるケースもあります。
また、各葬儀社ではさまざまなプランを提供していることがありますが、その内容も必ず確認しましょう。パッケージ料金に含まれている内容が不透明な場合、必要以上のサービスが組み込まれていることもあるため、内訳をよく確認し、必要な内容のみに絞ったプランを選ぶことで費用を抑えれる可能性があります。
ほかにも、葬儀の実施日や時間帯を調整することで、費用を抑えられる可能性があります。多くの方が参列しやすい土日や祝日には需要が集中しやすく、葬儀費用が高くなる傾向があります。そのため、比較的予約の取りやすい平日は料金が低めに設定されていることがあるからです。ただし費用が安くなる曜日や時間帯の設定は葬儀社ごとに異なるので、事前に確認しておきましょう。
葬儀の負担を減らすために、葬儀保険に加入しておくという方法もあります。事前に備えておくことで、急な出費への対策になるほか、提携業者を割安で利用できる特典を利用できるケースもあり、全体的な費用を抑えられる可能性があります。
このように、葬儀費用を抑える方法はいくつかありますが、費用のことばかりを気にして必要な部分を削りすぎてしまうと、悔いの残る葬儀になってしまう可能性もあります。コストとクオリティのバランスを取りながら、検討していくことが大切です。
東京都内で葬儀に使える補助金や助成金
前項にてご紹介したほかに、補助金や助成制度を利用することで負担を抑えられることがあります。ここでは、東京都で利用できる葬儀に使える「葬儀補助金」についてご紹介します。
葬儀補助金は、国民健康保険、後期高齢者保険、健康保険に加入していた方なら、どなたでも受け取れる補助金です。ただし加入していた保険によって受け取れる金額や申請する窓口が異なるため、注意しましょう。ここでは、加入していた保険のケースごとに補助金額や申請先などをご紹介します。
国民健康保険・後期高齢者保険
国民健康保険または後期高齢者保険に加入していた場合の詳細は下記のようになっています。
健康保険(協会けんぽ・健康保険組合)
会社員などで健康保険に加入した場合は、埋葬料が支給されます。支給の対象者がいない場合は、実際に埋葬をした方に埋葬料の範囲で埋葬にかかった実費額が「埋葬費」として支給されます。また被扶養者が亡くなった場合は被保険者に「家族埋葬料」が支給されます。
国民年金の死亡一時金請求
国民年金の保険料を3年以上納め、かつ老齢基礎年金と障害基礎年金のどちらも一度も受け取らずに亡くなった場合は、保険料納付期間に応じた定額の死亡一時金が遺族に支払われます。
公務員共済組合
故人が共済組合へ加入していた場合は、被扶養者のなかで埋葬を行う方に「埋葬料」が支払われます。また被扶養者が亡くなった場合は組合員に「家族埋葬料」が支払われます。
各保険の補助金について理解しておこう
補助金についての詳細は各保険の加入先へ
葬儀までに必要な事前準備
葬儀を円滑に進めるために、事前に葬儀までに必要な準備についてチェックしておきましょう。
まず、葬儀までに決めておきたいこととして、葬儀の形式(一般葬・家族葬・一日葬・直葬など)が挙げられます。併せて宗教・宗派を確認、希望する葬儀社の選定や式場の場所・規模・設備なども決めておきましょう。また、誰が喪主を務めるかという点や、参列者の範囲、連絡方法、連絡の順序などについてもしっかりと決めておくとスムーズです。
危篤・御臨終となった際には、まず医師から死亡診断書を受け取り、あらかじめ用意しておいた連絡先に連絡しましょう。葬儀社に連絡を取り、ご遺体を安置場所まで搬送したら喪主が中心となって葬儀の打ち合わせを行います。
葬儀に伴う実務的な準備として、葬儀場の手配、火葬場の予約、料理や返礼品の選定、宗教者(僧侶・神父など)への依頼、供花・供物の調整も必要ですが、葬儀社によってはこれらの手配をある程度委託できるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。葬儀自体は基本的に葬儀社が進めてくれるので、それに従って対応すれば問題ありません。
葬儀について、あらかじめ決めておくことが大切
葬儀の進行は葬儀社にお任せできる
後悔のない葬儀社選びをしよう
葬儀は一度きりの大切な儀式であり、ご遺族の想いや故人への敬意をかたちにする大事な機会です。後悔のない葬儀を実現するには、費用だけでなくサービス内容や対応力、葬儀社の誠実さを総合的に見極めることが重要です。事前相談に対応している葬儀社も多いので、万が一の備えとして気になる葬儀社にはお問い合わせのうえ、相談しておくといいでしょう。
【東京】おすすめの葬儀社比較表
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会社名 | グランセレモ東京 | 千代田セレモニー | 公益社 | セレモア | 東京博善のお葬式 |
詳細リンク | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら | 詳しくはこちら |
公式サイト | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら | 公式サイトはこちら |
特徴 | 世界に一つだけのオーダーメードのお葬式をお手伝い | 年間約8,000件の葬儀をサポート | 90年を超える歴史ある葬儀社 | 商業施設内に事前相談窓口を開設 | 東京23区内約70%の火葬実績を持つ |
エリア | 品川区・新宿区・渋谷区・杉並区・荒川区・葛飾区 | 23区、東京都下 | 23区、東京都下 | 23区、東京都下 | 荒川区・新宿区・杉並区・渋谷区・品川区・葛飾区 |
一般葬 | 90~150万円 | 99万円(税込)~ | 81万6,860~128万4,360円(税込) | 43万7,800~ 206万8,000円(税込) | 69万1,900円(税込) |
葬儀場と火葬場一体型 | 〇 | 記載なし | 斎場により異なる | 記載なし | 〇 |
事後相談 | 法事・法要のサポート 喪中はがき手配 リフォーム 位牌・仏壇の手配 お墓・霊園・納骨堂のご紹介 ホームセキュリティ 返礼品の紹介 散骨 有料老人ホームの紹介 相続相談・遺品整理 手元供養 | 香典返し 法要の手配 位牌・仏壇の手配 喪中ハガキの手配 霊園の案内 | 法事・法要のお手伝い 位牌・仏壇の手配 返礼品紹介 相続相談・遺産整理・遺品整理 喪中はがき 霊園紹介 散骨・地球葬 手元供養 など | 法要のサポート 仏壇・位牌の準備 引出物・返礼品の手配 霊園・墓石・永代供養墓の紹介 遺品整理の相談 各種相談先の紹介 など | 遺骨の部分引き取り供養 遺骨の粉骨サービス 法事法要の会場貸出 急な参列者用返礼品 相続の相談 など |
葬祭ディレクター(※1)の有無 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
会社情報 | 株式会社グランセレモ東京 本社:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 | 株式会社千代田セレモニー 東京都荒川区西日暮里2-39-4 | 株式会社公益社 本社:東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館14階 | 株式会社セレモア 本社:東京都立川市柏町1-26-4 | 東京博善株式会社 本社:東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13階 |
FAQ
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Q 通夜と告別式はどう違いますか?A 通夜は亡くなった方と最後の夜を過ごす儀式で、通常は死亡翌日に行われます。告別式は翌日行われるお別れの儀式で、弔辞や焼香などがあります。
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Q 喪主は誰が務めるべきですか?A 一般的には故人の配偶者や長男・長女などが務めますが、家族で相談の上、適任者が引き受けて問題ありません。
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Q お布施はいつ・どうやって渡すのですか?A 通夜または告別式の際に、僧侶に「お布施」として白封筒に包んで渡します。直接手渡すか、控室などで葬儀社を通じて渡すのが一般的です。
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Q お布施の相場はどのくらいですか?A 金額は宗派や地域によって異なりますが、相場は5万円〜20万円程度です。
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Q 葬儀後にやることは何ですか?A 香典返し、四十九日法要の準備、死亡届・保険・年金などの手続きがあります。多岐に渡るため、葬儀後のことまでトータルでサポートしてくれる葬儀社を選んでおくと安心です。
【その他】東京の葬儀社一覧
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大成祭典1928年創業の葬儀のかぐや東京は、地域に根ざした活動で信頼を築いています。葬祭ディレクターの資格を持つ専任担当者が、見積りから施行まで一貫して対応しています。火葬のみの小規模なものから社葬まで幅広くサポートし、故人やご遺族の想いに寄り添ったオリジナル演出も丁寧に提案しています。
会社名 大成祭典株式会社 住所 東京葬祭センター:東京都品川区西五反田5-30-13 TEL 0120-351-167 -
葬儀のかぐや東京葬儀のかぐや東京は文京区にある葬儀社で、東京近郊(千葉・神奈川・埼玉)に特化した花祭壇のデザインを得意としています。モダンで華やかな祭壇でのお見送りが可能です。専任スタッフが打合せから施行、葬儀後のサポートまで一貫して対応し、仏教・神道・キリスト教・創価学会・天理教・無宗教など、あらゆる宗教に合わせたマナーや儀礼を丁寧にご案内します。
会社名 株式会社 葬儀のかぐや東京 住所 東京都文京区本郷1丁目10-11 本郷SYマンション 2階 TEL 0120-014-040 -
おくりびとのお葬式おくりびとのお葬式は、10,000件以上の葬儀実績があります。資格を持つ納棺師が全てを担当し、遺族に寄り添い、一人ひとりにあった葬儀を提供しています。また、内訳まで明記した見積書を提示しているため、安心して任せることが出来ます。
会社名 ディパーチャーズ・ジャパン株式会社 住所 〒104-0045
東京都中央区築地3丁目16番9号 築地室町ビル9FTEL 03-5566-8336 -
東京メモリアル生前葬から小規模なご葬儀、大規模な社葬まであらゆる葬儀形態に対応しています。ご葬儀のスタイルはもちろん、ご予算にも配慮しながら最適な提案をしています。24時間365日受け付けているため、深夜・早朝でも相談可能です。
会社名 株式会社 東京メモリアル 住所 〒130-0026 東京都墨田区両国1丁目 8-7 TEL 03-5669-0444 -
東京葬祭家族の病状が重たい時や、亡くなった際の葬儀業者選びは難しいです。多くの人は心が落ち込み、冷静な判断ができません。しかし、葬儀を執り行うには早急な手配が必要です。本記事では、東京葬祭について分かりやすく解説します。事前相談や費用にも配慮する、心がある葬儀業者です。東京で葬儀予定の人は、ぜひ参考にしてください。
会社名 株式会社東京葬祭 住所 〒133-0056 東京都江戸川区南小岩5丁目4番16号 TEL 03-3671-6111 -
東京葬儀選ぶ葬儀社によって、葬儀の内容や印象は大きく変わります。そのため、安心して大切な人を見送るためには、自分に合った葬儀社を選ぶのが大事です。東京葬儀は、形式にとらわれない家族の想いを第一に考えた柔軟な対応、そしてていねいで親身なサポートが魅力の葬儀社です。この記事では、東京葬儀の特徴について詳しく解説します。
会社名 株式会社鈴吉堂 住所 〒160-0004 東京都新宿区四谷4丁目33 四谷ビル TEL 0120-493-096 -
ティア葬儀会館ティアは、遺族とのコミュニケーションを大切にしながら、世界でたった一つの葬儀のプロデュースを行っています。故人とその遺族にとってふさわしい最期になるよう、心に寄り添いながら丁寧に葬儀を作り上げていくのが特徴です。わかりやすいプラン内容と生前見積もりで、葬儀にかかる費用や内容を明確にわかりやすく提案しています。
会社名 株式会社ティア 住所 〒462-0841 愛知県名古屋市北区黒川本通三丁目35番地1 TEL 0120-549453 -
サン・ライフサン・ライフは、安心価格でたったひとつのお葬式をサポートしてくれる葬儀社です。納得のいくサービスプランを提供しているため、お客様満足度が高いです。この記事では、サン・ライフの特徴やサン・ライフが選ばれる5つの理由、サービスプランなどを詳しく紹介します。ぜひ、葬儀社選びの参考にしてください。
会社名 株式会社サン・ライフ 住所 神奈川県平塚市馬入本町13-11 TEL 0120-31-0169 -
平安祭典平安祭典は、豊富な葬儀実績をもつ葬儀社です。少人数の葬儀から大人数の葬儀や社葬まで幅広い形式の葬儀に対応しており、厚生労働省認定の一級葬祭ディレクター有資格者も在籍しています。本記事では、平安祭典の特徴と魅力を詳しくご紹介。東京でお葬式を依頼する葬儀社をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
会社名 株式会社 日本サービスセンター 住所 〒136-0071 東京都江東区亀戸2-17-7 ウェルライフビル5F TEL 0120-363-357 -
メモリード大切な人の突然の逝去は、遺族に大きなショックと悲しみを与えます。そのような中で、故人の魂を送り出す「別れの儀式」を執り行わねばならないとき、葬儀のプロによるトータルサポートがあれば、心身の負担を軽減できます。この記事では年間2万件以上ものサポート実績をもつ葬儀社、メモリードの特徴を紹介します。
会社名 株式会社メモリードグループ 住所 [東京本社]〒100-0004 東京都 千代田区 大手町 2-1-1 大成大手町ビル 9階 TEL 0120-1-365-24
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