葬儀の流れとは?必要な準備や手順をわかりやすく解説!

公開日:2025/04/22
手順

大切な人を見送る葬儀。その準備や進行について、初めて関わる方にとっては何から手をつけていいのか分からず、不安を感じることもあるでしょう。葬儀の流れや必要な準備をしっかり把握しておくことで、冷静に対応できるようになります。本記事では、葬儀を初めて執り行う方に向けて、基本的な流れとその準備方法をわかりやすく解説します。

葬儀の基本的な流れとは?

日本の一般的な葬儀(仏教式)は、逝去、遺体の搬送・安置、葬儀社との打ち合わせ、納棺、通夜、葬儀・告別式、火葬・納骨のステップで進みます。故人が亡くなったら、最初にやるべきは死亡確認と葬儀社への連絡です。

死亡診断書または死体検案書を医師に発行してもらいましょう。葬儀社を決めていない場合、病院で紹介されることもありますが、予算や地理的条件などに合わせて、自分で葬儀社を選ぶことも可能です。

遺体の搬送と安置

葬儀社への連絡が済んだら、故人の遺体を搬送し、自宅または安置所に安置します。安置の際には、枕飾りと呼ばれる仏具を用意し、線香を絶やさず炊きます。

故人の宗派によっては、僧侶などの宗教者に依頼して枕経(まくらぎょう)をあげてもらうこともあります。

葬儀社との打ち合わせ

葬儀社との打ち合わせでは、葬儀の形式、日時と場所、通夜・告別式をするか家族葬にするか、祭壇の種類、遺影写真、棺の種類、会葬者への対応、僧侶の手配やお布施の金額、見積もりの確認などを行います。葬儀の形式は仏教、神道、無宗教などで異なり、日時と場所は式場や火葬場の空き状況で決まるため、必ずしも希望通りにならないこともあります。

また、会葬者への対応として、香典返しや料理の手配も考慮します。見積金額は葬儀の内容によって大きく変わるため、わからないことは葬儀社に相談しましょう。

納棺

納棺は故人とのお別れの儀式で、葬儀社のスタッフが中心となって進行します。故人の遺体を清めて死装束を着せ、愛用の品などを棺に納めます(燃えるものに限る)。

納棺の際は心情的に重要な瞬間となり、大切なお別れの一場面です。地域によって儀式内容は異なる場合もありますので、確認しておくことが大切です。

通夜

通夜は、亡くなった日の翌日夜に行われるのが一般的です。僧侶の読経、焼香、通夜ぶるまい(軽い食事)という流れで進行します。遺族は会葬者を迎え、お礼を伝える役目もあります。

葬儀・告別式

通夜の翌日の葬儀・告別式は、より正式なお別れの儀式です。読経、弔辞、焼香などを行い、読経後に棺に花を入れ、最後のお別れをします。その後、出棺します。

火葬・納骨

葬儀の最後を締めくくる火葬・納骨は、故人を送り出す最終段階です。火葬場で故人を荼毘に付し、収骨(骨上げ)を行います。収骨は一般的には家族が二人一組で遺骨を骨壺に納めます

葬儀の準備で必要なこと

葬儀社との打ち合わせでは、短時間で多くの決断を迫られるため、冷静な判断力と確認力が必要です。まずは葬儀がどのような順番で進行するのか、全体の流れを把握しましょう。

条件や希望を伝える

予算に限りがある場合や家族葬を希望する場合、高齢者が多く参列する場合など、条件や希望があれば、遠慮せずに葬儀社に伝えましょう。こうすることで、必要な調整を早い段階で行うことができ、スムーズに進行します。

また、故人の意向や家族の考えがはっきりしている場合は、事前に葬儀社に伝えておくと、より一層スムーズに準備が進みます。

プランの内容と追加費用の確認

葬儀社が提案するセットプランの中には、何が含まれていて、何が追加費用として発生するのかをしっかりと確認することが重要です。「○○一式」といった表記のプランでは、火葬場の使用料や僧侶への謝礼、返礼品や食事代が別途必要になる場合もあります。

これらの項目が含まれていないことがあるため、見積書を明細つきで受け取り、内容を細かくチェックしましょう。

葬儀費用の相場

葬儀費用の相場は、葬儀の形式や参加者の数によって異なりますが、一般的には約50万円~200万円の範囲です。家族葬や規模の小さい葬儀であれば、相場を下回ることもありますが、大規模な葬儀になるとそれに応じて費用も増加します。

予算に合わせたプランを選び、無理のない範囲で準備を進めることが大切です。

葬儀後の手続きと供養の流れ

葬儀後には、初七日法要や精進落としといった追加の供養が行われます。初七日法要は、故人の冥福を祈る最初の節目の儀式です。

初七日法要の大まかな流れは、僧侶の読経、焼香、法話、そして解散となっています。通常、遺族や近親者のみが参加することが一般的です。

精進落とし

精進落としは、法要や火葬後に行う会食です。僧侶や親族、手伝ってくれた人々への感謝の気持ちを込めて、遺族側がもてなします。

会食の前に、喪主が献杯(けんぱい)で故人を偲び、杯を捧げてから食事を始めることが一般的ですが、宗派や地域によっては献杯が行われないこともあります。地域ごとの習わしについては、事前に調べておくことをおすすめします。

また「たびたび」や「ますます」といった重ね言葉は縁起が悪いとされるため、献杯前の挨拶では避けるようにしましょう。

必要な手続き

葬儀後には、健康保険や年金の喪失手続きが必要です。この手続きは、故人が亡くなってから14日以内に行う必要があります。

遺産や相続に関する届け出は、通常3か月以内に行う必要があります。これらの手続きを早めに行うことで、後々の負担を軽減できます。

まとめ

葬儀はただ形式をこなすだけではなく、故人を見送り、遺族が気持ちを整えるための大切なプロセスです。「どんなふうに故人を送りたいか」「家族にとって自然な形はなにか」を考える大切な時間でもあります。突然のことで戸惑うのは当然です。ひとつずつプロセスを進め、後悔のないよう、故人と最後の時間を過ごしましょう。葬儀社の担当者が信頼できる人かどうかの見極めも大切です。大切な人を亡くした直後は感情が高ぶるものです。冷静な判断ができない場合は、家族や親戚に相談して気持ちを落ち着けるとよいでしょう。

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【東京】おすすめの葬儀社比較表

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