お通夜とはどういうもの?流れやマナーについて詳しく解説!

公開日:2025/04/22
お通夜

お通夜に参列することになった人のなかには、お通夜の内容や参列にあたってのマナーなどがわからない人もいることでしょう。そのため、参列しても大丈夫なのかと不安に思うこともあるのではないでしょうか。そこで今回は、お通夜の意味や流れ、参列にあたってのマナーについて詳しく解説します。ぜひ参考にしてください。

お通夜とは?

お通夜とは、参列者全員が亡くなった故人を偲びつつ、故人との最期の夜を過ごすための伝統的な儀式のことです。元々は、遺族や親族などが故人に一晩中寄り添って過ごしていたことから「お通夜」と呼ばれていました。

しかし、現在では短時間で執りおこなわれる形式的なものになりました。

お通夜の流れ

お通夜は、葬儀の前日の夜に、次のような流れでおこなわれるのが一般的です。

まず、お通夜の参列者の受付についてです。受付はお通夜が始まるおよそ1時間前から始まり、参列者は受付で芳名帳に自分の住所と氏名を記帳して香典を渡します。

受付の際には、参列した人へのお礼状である会葬礼状や、香典の返礼品を受付担当者から渡される場合があります。きちんと受け取るようにしましょう。受付を済ませたあとは、お通夜の開始時刻の10分前に自分の席へ座っておくのがよいでしょう。

次に、喪主や遺族が着席して予定された開始時刻を迎えたら、お通夜がはじまります。お通夜が始まると、最初に僧侶が故人の冥福を祈って読経をします。

そして、僧侶の読経中に順番に焼香をおこなう流れです。焼香とは、香を焚いて仏様や故人を拝むことです。焼香は喪主から始まり、遺族、親族、一般参列者の順番で1~3回を目安におこなわれます。

最後に、焼香と僧侶による読経が終わると喪主による挨拶があり、その後閉式となります。ただし、地域によってはお通夜の閉式後に「通夜振る舞い」と呼ばれる会食の場が設けられる場合があるので、覚えておいた方がよいでしょう。

お通夜の参列マナー

ここまでは、お通夜の意味や当日の流れについて詳しく解説してきました。ここからは、お通夜に参列する際に守るべきマナーについて見ていきましょう。

服装

まずは服装についてです。基本的には、お通夜に参列する際には、喪服を着用します。しかし、場合によってはお通夜までに喪服を準備できない場合もあるでしょう。

喪服がない場合は、代わりに平服を着用します。平服とは、黒や紺色などの比較的地味な色の服装のことです。

男性なら無地の黒色のスーツ、女性なら無地の黒色のワンピースやアンサンブルスーツを着用するのが一般的です。また、男性はそのほかに白色のシャツ、黒色のネクタイ、靴下、革靴を、女性はそのほかに黒色のストッキングとパンプスをそれぞれ着用するようにしましょう。

そして、男女それぞれ結婚指輪以外の貴金属は外しておく必要があります。また、子どもが参列する場合も基本的には大人の場合と同様ですが、制服がある場合には制服を着用するようにしましょう。

香典

2つ目は、香典についてです。香典を包む際に使用する不祝儀袋は故人の宗派に合わせ、表書きも宗派に応じた文言を記載したうえで、袱紗に包んで持参します。

ただし、故人の宗派が不明な場合には「御香典」と記載するのが一般的です。また、香典の相場は参列者と故人との関係性や慣習などによって異なりますが、故人が親戚なら1万~3万円、友人や職場の先輩や上司などの場合は5,000~1万円という場合が多いです。

そして、香典を渡す際には、手短なお悔やみの言葉を添えるようにしましょう。

作法

3つ目は、作法についてです。お通夜には、お悔やみの言葉として避けるべき言葉の作法があります。

「終える」や「消える」などの別れを連想させるような言葉は、お通夜においては縁起が悪い忌み言葉として避けるべき言葉です。また、重ね言葉と呼ばれる「たびたび」や「ますます」などは繰り返しの不幸が連想されるため、使用は避けましょう。

次に、焼香にも作法があります。まず、焼香の順番が回ってきたら、僧侶と遺族にそれぞれ一礼したうえで祭壇に進みましょう。

次に、遺影に向かって一礼したあと、抹香を親指、人差し指、中指でつまんで顔の高さまであげて香炉にくべます。最後に、遺影に合掌と一礼をして一歩下がり、僧侶と遺族にも一礼したうえで席に戻ります。

お通夜の進行

最後に、お通夜の進行について、焼香から通夜振る舞いまでの具体的なタイムスケジュールを紹介します。焼香が始まるまでには、受付から遺族、親族、僧侶の入場と読経の開始という過程があります。

受付から読経の開始までは、約1時間かかるのが一般的です。読経が始まると喪主から順番に焼香をおこない、全員の焼香が終わるには約50分かかります。

焼香が終わると僧侶が退場して、その後に喪主による挨拶がおこなわれて閉式となり通夜振る舞いが始まります。そして、焼香の終了から通夜振る舞いが始まるまでには約20分かかり、通夜振る舞いは約1時間で散会となることが多いです。

したがって、お通夜に参列した際には、受付から通夜振る舞い終了までに約3時間かかると想定しましょう。

まとめ

今回は、お通夜の意味や流れについて解説しました。お通夜は亡くなった故人を偲びつつ、故人との最期の夜を過ごすための伝統的な儀式であり、故人の冥福を祈る大切な機会です。しかし、お通夜に参列する人のなかには初めて経験する人も多いです。なかにはお通夜がどのようにおこなわれているか、どんな参列マナーがあるかが分からず、不安に思っている人もいるでしょう。ぜひ本記事を参考にして、参列マナーや流れなど事前に把握しておきましょう。

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