斎場とは?葬儀場や火葬場との違いをわかりやすく解説!

公開日:2025/04/21
斎場

斎場や葬儀場、火葬場など、葬儀に関わる施設にはさまざまな名称があり、それぞれの違いがわかりにくいことがあります。最近ではセレモニーホールや聖苑など新たな呼び名が増えたことで、混乱する方も多いかもしれません。そこで本記事では、斎場の違いをわかりやすく解説。家族の葬儀を控えている方は、ぜひ参考にしてください。

斎場・葬儀場・火葬場の違いとは?

斎場や葬儀場、火葬場などは、日常的に耳にする言葉ではないため、それぞれの違いがよくわからない方も多いかもしれません。ここでは、斎場、葬儀場、火葬場の違いについて詳しく解説します。

斎場とは

斎場は、告別式、葬儀、通夜など一連の儀式を行うための施設です。施設によっては、宿泊施設や会食用のレストランが併設されていることもあります。

斎場と葬儀場はほぼ同義で使われることが多く、名称が異なっても意味は似ていることがほとんどです。セレモニーホール、聖苑、メモリアルホール、葬儀会館なども、斎場の一種です。

葬儀場とは

葬儀場は、葬儀を執り行うための施設であり、火葬場が併設されている場合が多いです。しかし、葬儀場だからといって必ずしも火葬場が備わっているわけではなく、斎場と同様の意味で使われることもあります。

火葬場とは

火葬場は、遺体を火葬するための施設です。斎場や葬儀場とは異なり、火葬を専門に行う場所です。

公営斎場と民営斎場のメリット・デメリット

斎場には公営と民営の2種類があり、それぞれ異なる特徴をもっています。公営斎場は役所が運営し、民営斎場は民間企業が運営しています。

以下では、公営と民営のそれぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。

公営斎場のメリット

公営斎場の最大の魅力は、費用が安い点です。税金で運営されているため、地域住民にとっては民営斎場よりも安価で利用でき、場合によっては無料で提供されることもあります。

費用を重視する場合、地域住民にとっては公営斎場が非常にお得な選択肢となります。ただし、このメリットは地域住民に限定されるため、ほかの地域に住む方には利用できないことがあります。

公営斎場のデメリット

公営斎場のデメリットは、利用に制限があることや混雑時に予約が取れない場合があることです。多くの公営斎場は地域住民専用であるため、住民以外の利用が難しいこともあります。

また、人気のある施設や予約が集中する時期には、希望の日時に予約を取るのが難しくなることもあります。さらに、公営斎場はあまり多様な葬儀スタイルに対応していないこともあるため、特殊な葬儀を希望する場合には対応が難しいことがあります。

民営斎場のメリット

民営斎場の利点は、サービスの充実度や便利な立地にあります。民営斎場は施設やサービスが豊富で、葬儀の規模やスタイルに応じた柔軟な対応が可能です。

また、民営の施設は都市部に多いため、アクセスがよく、参加者が集まりやすいこともメリットです。豪華な葬儀を希望する方や特別な儀式を行いたい場合にも、民営斎場が適しています。

民営斎場のデメリット

民営斎場のデメリットは、費用が高くなる傾向があることです。サービスが充実している分、利用料金が高く設定されていることが多いです。

また、多くの民営斎場には火葬場が併設されていないため、別の場所で火葬を行う必要があることもあります。さらに、民営斎場では葬儀社を選ぶ自由が制限されている場合もあり、指定された葬儀社を利用しなければならないことがある点も注意が必要です。

後悔しない斎場選びのポイント

斎場選びは、葬儀の重要な一部分です。施設を選ぶ際には、料金、施設の充実度、交通の便などを総合的に考慮することが大切です。

ここでは、後悔しない斎場選びのためのポイントを紹介します。

利用料金

施設を選び始める前に、まず予算を明確にしましょう。公営の斎場であれば最低でも15~20万円の費用がかかりますが、民営の場合は20~40万円程度かかることが一般的です。

費用を抑えたい場合は公営斎場を選ぶとよいでしょう。一方で、施設の立地や設備、サービス内容を重視したい場合は、民営斎場を選ぶのが適しています。

参加者の人数

斎場を選ぶ際には、参加者の人数を考慮することが重要です。施設によって収容できる人数に限りがあるため、参加者が多すぎて会場が狭いと、式が窮屈になったり、参加できない方が出てきたりする可能性があります。

逆に、あまりにも大きな会場を選ぶと寂しい式になってしまうかもしれません。参加者数に見合った会場を選びましょう。

利用資格

施設によっては、利用資格に制限がある場合があります。地域住民限定、檀家限定、特定の葬儀社を通じてのみ利用できる場合などがあるため、候補の斎場を選んだ際には、自分がその施設を利用できるかを確認しておきましょう。

設備の充実度

施設の設備も重要なポイントです。宿泊施設や会食場が完備されているか、バリアフリー設備やエレベーターの有無なども確認しましょう。とくに高齢者の参加が多い場合は、施設がバリアフリー対応しているかどうかを確認することをおすすめします。

内見に行く

候補を絞り込んだら、必ず内見を行いましょう。内見をすることで、実際の施設の雰囲気や設備、サービスの質などを自分の目で確認できます。

内見は無料で行える場合がほとんどなので、実際に足を運んで見学することで、後悔のない斎場選びができます。実際に見てみると、写真やサイトだけではわからない細かな点に気づくことが多いので、必ずチェックしましょう。

まとめ

斎場選びは葬儀において重要な決断です。公営と民営の斎場にはそれぞれメリットとデメリットがあり、予算や施設の充実度、アクセスなどを総合的に考慮することが大切です。また、参加者の人数や利用資格、設備の充実度も重要なポイントです。候補が絞れたら、必ず内見をして実際の施設を確認し、後悔のない選択をしましょう。家族の大切な儀式を心安らかに行うために、しっかりと準備を整えてください。

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