お布施とは?金額相場や封筒の書き方について詳しくご紹介!

公開日:2025/04/22
お布施

お葬式や一周忌などで和尚さんに直接渡すお布施について、漠然としたイメージはあるものの、その意味や渡し方についてはよく知らない方も多いのではないでしょうか。本記事では、お布施とは何かを詳しく解説し、渡すタイミングやマナー、相場についてご紹介します。お布施について知っておきたい方は、ぜひ参考にしてください。

お布施とは?

日常的に耳にするワードではないため、お布施といわれてもどのような意味があるのかわからない方も少なくないでしょう。ここではお布施とは何かについて解説していきます。

お布施とは

お布施とは、お葬式や一周忌などの法要で和尚さんを呼んだ際に、和尚さんに渡すお金のことです。サービスに対する報酬ではなく、感謝の気持ちを伝えるために渡すものであり、絶対にいくら渡さなければいけないと決まっているものではありません。

お布施として受け取られた料金は、寺院の運営費用などにあてられると言われています。

お布施を渡すタイミング

お布施を渡すタイミングは、和尚さんが手を空けているときがベストです。絶対にこのときに渡さなければいけないという決まりはないので、和尚さんが忙しそうにしているときは避け、機会を見計らって渡しましょう。

お葬式なら和尚さんが到着し喪主が挨拶する際、法要なら和尚さんが到着しお経を読み始める前の挨拶時に渡すとスムーズでしょう。

お布施の礼儀作法

お布施には包み方と渡し方、封筒の書き方などに礼儀作法があります。礼儀作法を知らなくても受け取ってもらえますが、事前に礼儀作法を把握して正しいやり方で渡せた方が印象はよいでしょう。

詳しい礼儀作法は本記事内の最後の見出しで詳しく紹介しているので、ぜひそちらを参考にしてください。

【葬儀・法事・法要別】お布施の金額相場

次にシーン別の相場を紹介します。一口にお布施と言っても、シーンごとに相場は異なります。相場を考慮して金額を決めたい場合は、シーンごとの相場を確認しましょう。

なお、金額に迷ったときは直接和尚さんにいくら包めばよいのか質問しても問題ありません。相場を確実に知りたいときは和尚さんに直接確認をとってみてください。

葬儀

お葬式の相場は、通夜から告別式までを合わせて20~50万円前後です。和尚さんにお経を読んでもらう回数が大きいほどお布施の相場も高まります。

初盆

初盆での相場は、3~5万円程度です。通常のお盆の相場は5,000円前後ですが、初盆は通常のお盆より規模が大きくなるため、相場が高くなります。

通常時よりも初盆の相場が高いのは、初盆の方が規模が大きな法要を行う傾向があるからです。通常時に比べて和尚さんの負担が大きいので、その分多く支払います。

通常のお盆

通常のお盆の相場は、5,000円~1万円程度です。初盆と比べて通常時のお盆は法要の規模が小さいため、初盆よりもお布施の料金も少なくなります。

ご家庭によっては、お盆に和尚さんを呼ばない場合もありますが、和尚さんを呼ばずに家族だけで過ごす場合は、当然お布施は発生しません。

一周忌

一周忌の相場は、3~5万円です。一周忌の際に同時に納骨を行うときは3~5万円に加えて、1~5万円前後の費用を包むケースが一般的です。

ふたりの個人の一周忌を同時に行う場合は、通常時の相場の1.5倍程度包むとよいでしょう。

納骨式

納骨式の相場は、3~5万円です。四十九日法要と同時に行う場合は、5~10万円を目安として考えましょう。

三回忌

三回忌の相場は、1~5万円前後です。割り切れない金額を用意すべきとされているので、1万円か3万円、5万円のどれかを用意するとよいでしょう。

2万円や4万円のように割り切れる金額は故人との縁が切れることが連想され、縁起が悪いと言われています。

お布施の封筒の書き方・お札の入れ方・正しい渡し方

最後に封筒の書き方とお札の入れ方、正しい渡し方を紹介します。お布施を用意する前に基本的な礼儀作法を抑えておきましょう。

封筒の書き方

お布施を包む封筒の表面には、お布施または御布施と記載します。御礼と記載しても問題ありません。

記入する位置は中心からやや上の中央部です。封筒の裏面には喪主の名前と住所、郵便番号を記載します。郵便はがきに自分の住所を記載する時のように、中央より左側に記入してください。

筆記用具は毛筆と墨が理想ですが、毛筆と墨を持っていない方はコンビニなどで市販されている筆ペンで代用できます。表面と裏面では記入する位置が異なることに注意しましょう。

お札の入れ方

お布施でお札を包むときは、封筒の表面に人物が描かれている面がくるように入れます。複数枚入れる際はお札の向きをすべて揃え、新札か使用感があまりないお札を選びましょう。

封筒を開いてお札を引っ張り出したときに、最初に肖像画が見えるように入っていたら正しくお札を包めています。香典では悲しみを表現するために人物が描かれている面を裏向きにしますが、お布施では和尚さんへの感謝を示すために人物がかかれている面を表向きにしなければいけないことに注意が必要です。

正しい渡し方

お布施を渡す際は、まず先に挨拶をします。挨拶の言葉に決まりはないので「本日はどうぞよろしくお願いいたします」「本日はお世話になりました」「この度はお世話になります」といったように簡単に伝えましょう。

お布施はあらかじめふくさという布に包んで置き、渡す直前にふくさから取り出して渡します。ふくさを所持していないときは事前に用意しておくとよいでしょう。

また、渡す際は直接手渡すのではなく、お盆や菓子折りに載せて渡す必要があります。手渡しはマナー違反なので注意しましょう。お盆や菓子折りに載せる際は和尚さん側に正面を向けることが一般的です。

まとめ

本記事では、お布施とは何かについて詳しく紹介しました。お布施は、何らかの儀式で和尚さんを呼んだ際に、呼んだ和尚さんに対して渡すお金のことです。サービスに対する報酬ではなく、感謝の気持ちを伝えるために渡すものであり、いくら渡さなければいけないと決まっているものではありません。お布施には包み方と渡し方、封筒の書き方などに礼儀作法があります。お布施を渡す際は、事前に礼儀作法や相場を調べて和尚さんに対して失礼のないよう努めましょう。

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